「青空」

この青空をどうしたら僕らのものに出来るだろう。
踊るひらめきは風に舞い、雪の夜に閉ざされて夢を紡ぐ。

遠い冬の青空に胸が吸い込まれる。
弱々しい日射しの中、優しく触れあって長い影を踏みしめたい。

あふれる情熱は季節と競った月日を想う。
春まで待てずに、子供たちは冬に咲く。

迷宮の扉を開けるキミ、永遠の鍵を手にするボク。
まびしい光を浴びるため、もっと森深く突き進む。
この青空を僕らのものにするために。